大切な時計のオーバーホールはしていますか?
機械式時計のオーバーホールは3~5年に一度実施するのがよいみたいです。
オーバーホールをすれば、新品同様にキレイにしてくれることはわかっていても、金銭的な問題や煩わしさから、定期的に出すのは難しいですよね。
保有する20年前のロレックスデイトジャストが動かなくなってしまいました。
でも、オーバーホールもいくらかかるか不安なのと、丸の内のロレックスサービスセンターへ平日に行かなくちゃと思っていたので、数年放置していました。
調べてみるとロレックスの正規販売店でオーバーホールを受付してくれることがわかり、今回オーバーホールにだすことにしました。
止まってしまったデイトジャスト
オーバーホールに出すために、保証書を探しましたが、化粧箱はすぐ見つかったけど、なぜか保証書がありません。並行輸入品だけど、偽物でなないので(おそらく?)オーバーホールは受け付けてくれるでしょう。
オーバーホール前のデイトジャストはこんな感じ。
写真だとわかりにくいけど、傷も多くリューズ部分もサビが出ている。
横浜高島屋のロレックス正規販売店へ
(おそらく不要だけど)箱ももって横浜高島屋のお店に行きました。お店は高島屋横浜店5階、ジュエリー&ウオッチサロンの中に入っている。
※この当時は5階でした。いまは1階にお引越ししています。
コロナ過で入場制限のブランドショップもあったケド、タイミングよくお店に入ることができました。
店員さんにオーバーホールしてほしいことを伝え、時計を診てもらうと、サビが出ているのと、秒針が白くなっていると、いろいろ不具合を指摘してくれました(^^;
基本料金(古いタイプなので85,000円(税抜き))にプラスして絶対に交換しなくてはならない必要項目と、必要に応じて実施するオプション項目の見積を自宅に郵送してくれるとのことでした。
基本料金だけでも、結構なお値段ですね。20年前にサブマリーナのオーバーホールしたときは5万くらいだった気がする。結構高くなっているんですね。
オーバーホールの見積
見積もりは2週間程度で届くとのことでしたが、ゴールデンウィーク中に依頼したためか、3週間くらいかかって見積が郵送で送られてきました。
なんと総額40万円!!
詳細を見るとベゼル部分の交換を要求されています。これが見積が高額になっている原因です。
さすがに想定外の金額です。お店の人には申し訳ないですけど、キャンセルのお願いをして、引き取りに行きました。
ロレックスのお店は4階から1階に引っ越しになっていた。
時計を引き取る際に、改めて見積の内容を確認してみると、ベゼルが本来のものと異なるものがついているとのことでした。これを交換しないとオーバーホールは受け付けられないとのこと。
ロレックスの修理担当の方は、すごく丁寧に対応してくれて、「昔はカスタムがはやった時期もあって、多少違ったのもがついていても引き受けたこともあったらしいケド、だんだん厳しくなって、今は受付できないんですよ」と、若干申し訳なさそうに答えてくれました。本来の型とはちがうものがついているケド、偽物ではないので、本来ついていたベゼルが見つかれば対応してくれるとのこと。
この時計は、20年以上も前に知り合いから譲ってもらったもので、「ベゼルが変わっているからね。」って言われたような気もしてきた。だから保証書もなかったのか???
正規店でのオーバーホールはあきらめて、信頼できるロレックスの修理できるお店でオーバーホールしてもらうことにします。
ロレックスの修理ができるお店でオーバーホール
ネットで調べてみるとお店がたくさんあって、どこを選んだらよいかがわかりません。時計好きの友達に連絡を取ってみると、いいお店があるということ。
さっそく、見積もってもらうと、オーバーホールと研磨代、他にちょこっと部品交換して56,000円。結局すべてお任せでそのお店でオーバーホールしてもらいました。
オーバーホール後のロレックスはこんな感じです。
びかぴかで満足です。
まとめ
ロレックスのオーバーホールは、近くの正規品販売店で丁寧に対応してくれます。でも、カスタム品のロレックスの場合は気をつけましょう!!
今回対応していただいたお店のかたの話では、ロレックスの部品は、純正の部品が出回っているとのこと。部品によっては入手できなく、社外品になってしまうこともあるとのこと。今回私のロレックスもプラ風防が社外品です。社外品が1つでもついたら偽物になってしまうのかなぁ。
自己所有で年数が経ってしまっているものであれば、正規店でなくてもしっかりした技術のある修理店でお願いする選択肢もいいかもしれませんね。
ロレックスのオーバーホールを出すときには気を付けてください。
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