ネットで購入した並行輸入品の時計のベルト調整ってどこにお願いしたらいいかわからなくて困ることありますよね。ホームセンターで売っているような、安価な時計メンテナンス用の工具を使って10分程度で簡単に調整できます。
息子がAmazonで並行輸入のヴィヴィアンウエストウッドの時計を買った。商品を確認すると、取扱説明書はすべて英語で、ベルトの調整ができなくて困っている様子。
時計のベルトを見てみると、裏側に矢印の刻印がある。矢印の方向にピンを抜いてベルトのコマを調節するタイプ。
自分の時計だったら多少傷がついてもいいので、精密ドライバーを使ってピンを抜いちゃうケド、息子がバイト代で購入した時計となると、乱暴にも扱えないので、、、
今回は安いツールを買ってバンド交換してみることにした。
購入したメンテナンス工具
購入したメンテナンス工具は、よく行くディスカウントショップで売っていた、一般的な時計のメンテナンス工具セットで、いくつかの工具がセットになったものです。13点入って1000円切るくらいでした。
ツールの中身はこちら
こちらを使ってベルトのコマを抜いていきます。
コマの取り外し
ベルトに刻印されている矢印の方向を合わせて、バンドピン外しにベルトを固定し、ピンの位置に合わせて、ゆっくりハンドル部分を回すとスポっとピンがベルトの穴から頭を出します。
残ったピンは、手か、ラジオペンチでゆっくりと引き出します。ピンはこんな感じの割ピンタイプだった。
バックル部分を中心として、左右から均等にコマを抜き取ります。今回は、左から2コマ、右から3コマ 合計5コマ抜き取りました。
ピンの挿入
ピンを入れるときは、先ほどピン抜きに使った台座の細い溝にベルトを入れると固定できます。写真はキズ防止のために布をかぶせています。
矢印の反対方向から、ツールのハンマーを使って、ピンの割れているほうを上にしてピンを押し込んでいきます。
ハンマーを使って、ある程度まで押し込んだら、付属のバンドピン抜き棒を使って奥まで押し込んでいく。
これで完成。だいたい10分ぐらいで終わる簡単な作業でした。
まとめ
今回買ったメンテナンスツールで使ったのは、バンドピン外し、ハンマー、ピン抜き棒の3点だけ。こんな大層なツール(安いけど)を買わなくてもAmazonでバンドピン外しだけでもできそうです。
実際にはツールなんか使わなくても、ピンの抜き差しはできるケド、ツールを使ったほうが断然安心感はありました。お店で調整してもらってもそれほどお金はかからないとは思いますが、自分でできれば使っていて長さを変えたくなったりしても気軽にできるので、ベルトの調整したい人はチャレンジしてみてください。
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