冬になると、バッテリーのトラブルに困っていませんか?特にXV250ビラーゴは、寒くなるとエンジンがめちゃくちゃかかりにくくなるんです。
それに、バイク屋さんの話だと、昼間ライトの点灯義務のあたりで製造されたバイクで、ライトを点灯した状態では、アイドリング中に充電されないという困った特徴があるみたい…。だから近所をちょっと走るくらいだと、すぐにバッテリーが上がってしまうんですよね。
道路運送車両法の改正により、1998年(平成10年)4月1日以降に製造されたバイクに適用されるよう。車体番号から調べてみると、このXV250ビラーゴは、1994年2月製造みたいなので、適用外なのかもね
ヤマハ発動機の年式確認ページ
そんなわけで、今回は「バッテリー上がりをどうにかしたい!」と思っていろいろ試してみた話をシェアします。
僕が試した対策
1. ライトスイッチをつけてみた
アイドリング中には、ライトを消せるようスイッチをつけることに。
現行の配線をいじるのは不安だから、ヘッドライトのH4コネクタに延長コードを取り付け、延長コードのアース線にスイッチをかませる作戦にした。購入した部品はこれ
・H4 延長コード
・スイッチ

ところが、、ヘッドライトの中にスペースがほとんどなく、延長コードが入らないことが判明。あえなく断念。ライト周りの配線を確認するとちょうどアース線の手前でキボシ端子の接続部分があったので、ここに、スイッチ割り込ませる作戦に。。
アイドリング中にライトをOFFにすることができました。
2. 電圧計を取り付けて電圧を監視
次に、バッテリー状態がわかるように、電圧計を取り付けることにした。
購入した部品はこれ↓※取り付けた後だからケースのみ
電圧計は 配線図を確認し アクセサリー オンになった状態で電圧を測れるように測れる場所を探す。シート下のバッテリー側から配線するのは面倒だったので、ヘッドライト周りの配線を確認すると、ライトのLo側の電源にキボシ端子で接続されている部分があったから、そこから分岐することにした。 アース線はスイッチを入れたところか分岐させます。
エーモン 配線コード使って分岐コード作ります。
ワイヤーをかしめて
熱収縮チューブ取り付けて
完成
スイッチの配線コードはすごく細かったから、エーモン配線コードを短く切って、これと絡めて一緒にカシメた。これをヘッドライトのLoにつながる12V線と、スイッチ取り付け配線のアース線から作成した分岐ケーブル使って電圧計を取り付けます。メインキーをONにすると電圧の表示は10.5V…。
ずいぶん低い..。測ってみるとバッテリー出口の電圧とヘッドライト部分の電圧計の値に差があって、1.5V電圧降下している。やっぱりバッテリー出口からとる必要があるかもね。
バッテリー出口 13.0V
ヘッドライト電圧値 10.5V
バッテリー出口の値とは違うけど、リアルタイムで見られるようになれば「バッテリーが元気かどうか」はわかるようになるので、これで様子を見てみよう。
3. パルス充電器でバッテリーを復活
次はYouTubeで見つけた「パルス充電器」を導入!バッテリーの性能を回復できるらしいので、さっそく試してみました。購入したのはリョクエン(LVYUAN)BC-200PRO
電流は、5A、バッテリタイプはGELとして修復モードで充電開始。
24時間経つと充電完了するみたい。満充電直後の電圧は、13.3Vに、これって復活したのかも..。ちゃんと調べるために安価なバッテリーテスター購入。
CCA値は、170A、バッテリタイプはGEL、測定モードはCCAとして測定すると、結果は 内部抵抗値 15.5、CCA 201A
内部抵抗値が少し高いけれど、CCA値は問題なさそう。やっぱり復活しているのかもね。
週末にちょっと乗ってバッテリーを使ってから、さらに24時間修復モードで充電実施。
結果は、内部抵抗値 12.0、CCA 267A
内部抵抗値、CCA値もさらに改善されてる!!すげーー
これでどうなったか?
今回の工夫で、ビラーゴのエンジン始動がだいぶスムーズになりました。ライトを消した状態でエンジンをかけられるようになったので、バッテリーの負担も減ったみたい。
正直、まだ完璧とは言えないけど、「これで冬を乗り切れるかな?」って期待しています。これからもしばらく様子を見ながら、さらに良い方法があれば試していきます!
最後に
もし同じようにバッテリー上がりで悩んでいる人がいたら、ぜひ試してみてください。
ライトスイッチや電圧計の取り付けはそんなに難しくないし、パルス充電器も効果がありそうです。
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